ジャズ名曲「Softly As in a Morning Sunrise」の名演紹介

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Softly As in a Morning Sunriseはこんな曲

  • 邦題「朝日のようにさわやかに」
  • 1928年ミュージカル『ニュー・ムーン』の楽曲。複数の映画にも使用された
  • 「朝日のようにそっと恋の兆しは現れ、夕日のように物語は終わる」という失恋を悔やむメッセージがある
  • マイナーの美しい旋律。MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)の代表的レパートリー
  • MJQをはじめソニー・ロリンズ、ソニー・クラークなど多くのアーティストと様々な解釈やアプローチで演奏されている

聴いておきたいテイク/ピアニスト編

Sonny Clark Trio/Sonny Clark

Sonny Clark (p)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)

1957年

ソニー・クラークのピアノはマイナーが似合う。朝日のように「さわやか」…ではないかも。でもそんなことは気にならないぐらい、リズムの渋さが魅力。

Kelly Blue/Wynton Kelly

Sonny Clark (p)
Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)

1957年

ころころ転がるフレーズが明るくスイングするウィントン・ケリー。前述のソニー・クラークのテイクとテンポは似てますが、印象が大分違うと思います。

Beyond Standard/Hiromi’s Sonic Bloom

上原ひろみ (p)
David Fiuczynski (gt)
Tony Grey (b)
Martin Valihora (ds)

2008年

爽やかでも暗くもない、新感覚のSoftly。もはや上原ひろみ氏のオリジナル。前の2つとは全く違います。時代が変わるとジャズも変わる。

聴いておきたいテイク/ピアニスト以外編

A Night at the Village Vanguard/Sonny Rollins

Sonny Rollins (ts)
Wilbur Ware (b)
Elvin Jones (ds)

1957年

テーマから既にアドリブが始まってるような、本当に歌っているようなSoftly。現場の雰囲気も感じられるテイク。

The Complete 1961 Village Vanguard Recordings/John Coltrane

John Coltrane (ts,ss)
McCoy Tyner (p)
Reggie Workman (b)
Elvin Jones (ds)

1961年

しばらくマッコイのピアノトリオが続き、おもむろにコルトレーンがソプラノサックスで登場。聴くだけで汗だくの姿が想像できる。ロリンズの演奏との対比をすると面白い。

Concorde/The Modern Jazz Quartet

John Lewis (p)
Milt Jackson (vib)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)

1955年

MJQのチームプレイが感じられる演奏。ジョン・ルイスとミルト・ジャクソンが、それぞれ個性的なソロを取りつつも、曲想の統一感がキープされている印象がある。

On a Different Level/Nick Brignola

Nick Brignola (bs)
Kenny Barron (p)
Dave Holland (b)
Jack DeJohnette (ds)

1989年

個人的に好みのテイク。ニック・ブリニョーラのバリトンサックスが響き渡る。テーマの最後8小節のコードチェンジがカッコ良い。

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