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Night and Dayはこんな曲
- 邦題「夜も昼も」。作詞・作曲ともにコール・ポーター(Cole Porter)。
- 1932年のミュージカル「陽気な離婚」のナンバー。フレッド・アステアの歌唱でヒットし、他の作品でも使用されるなど、歴史的な名曲。
- 「夜も昼も、近くにいても遠くに離れていても、あなたのことを思う」というラヴ・ソング。切ない片想いを描写。
- フランク・シナトラやビリー・ホリデイ、トニー・ベネットなど、幅広い著名歌手が録音。
- インストでは、アート・テイタム、ソニー・ロリンズ、ジョー・パスなど、多数のミュージシャンに演奏されている。
- テーマは少し長めの48小節。メジャー・コードでスタートするが、メジャーにもマイナーにも転んでいけそうな雰囲気。
聴いておきたいテイク/ピアニスト編
Art Tatum Meets Ben Webster/Art Tatum
Art Tatum (p)
Ben Webster (ts)
Red Callender (b)
Bill Douglass (ds)
1956年
アート・テイタム、ベン・ウェブスターという伝説的プレイヤーの共演作より。
Everybody Digs Bill Evans/Bill Evans
Bill Evans (p)
Sam Jones (b)
Philly Joe Jones (ds)
1958年
フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムから始まるエヴァンス初期の名演。エヴァンスにハードバップの雰囲気があるのが面白い。
Pianism/Michel Petrucciani
Michel Petrucciani (p)
Palle Danielsson (b)
Eliot Zigmund (ds)
198年
ペトルチアーニの名盤から。
聴いておきたいテイク/ピアニスト以外編
A Swingin’ Affair!/Frank Sinatra
Frank Sinatra (vo)
The Tommy Dorsey Orchestra
1956年
フランク・シナトラのヒットがきっかけで生まれるスタンダードは数多い。このテイクは全盛期の力強い声が聴ける。
Stan Getz & Bill Evans/Stan Getz,Bill Evans
Stan Getz (ts)
Bill Evans (p)
Ron Carter (b)
Elvin Jones (ds)
1964年
ゲッツとエヴァンス、2名の巨匠が参加する録音。
People Time/Stan Getz,Kenny Barron
Stan Getz (ts)
Kenny Barron (p)
1991年
スタン・ゲッツが亡くなる3ヶ月前の録音で、ケニー・バロンとのデュオ。バロンの脇役に甘んじない絶妙なプレイと晩年のゲッツの演奏が見事に溶け合う名盤。
Virtuoso/Joe Pass
Joe Pass (gt)
1973年
聴いていてリラックスできる、ジョー・パスのギター。フィルが気持ち良い。