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The Days Of Wine And Rosesはこんな曲
- 1962年の映画「酒とバラの日々」主題歌。ヘンリー・マンシーニ作曲。アカデミー賞・グラミー賞受賞
- 映画「酒とバラの日々」は、若い夫妻が喜びに満ちたバラ色の生活からアルコール中毒の悲劇的な転落へと変わっていく姿を描いた作品
- ジャズの代表的スタンダード。映画の暗いストーリーとは対照的に、曲調は美しい。
- オスカー・ピーターソンやビル・エヴァンスら多くのミュージシャンに演奏されている
- フランク・シナトラ、ジュリー・ロンドン、エラ・フィッツジェラルドなど多数の歌手がカバー
聴いておきたいテイク/ピアニスト編
We Get Requests/Oscar Peterson
Oscar Peterson (p)
Ray Brown (b)
Ed Thigpen (ds)
1964年
オスカー・ピーターソンの超名盤から。ピアノトリオの酒バラと言えばこれが特に有名。いつ聴いても、凄まじい演奏力に圧倒される。
The Tony Bennett/Bill Evans Album/Tony Bennett and Bill Evans
Tony Bennett (vo)
Bill Evans (p)
1975年
酒バラのテーマが煌びやかに映える、ビル・エヴァンス、トニー・ベネットの両者が主役のデュオ。エヴァンスのコードワークが美しすぎる。
Days of Wine and Roses: The Owl Years 1981-1985/Michel Petrucciani
Wynton Kelly (p)
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)
1981年
フランスのピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニのバラード。音色の美しさ、タッチの強さが楽しめる。ペトルチアーニの演奏はいつも予想外な方向に行く。
聴いておきたいテイク/ピアニスト以外編
BOSS GUITAR/Wes Montgomery
Wes Montgomery (gt)
Mel Rhyne (Org)
Jimmy Cobb (ds)
1963年
ウェス・モンゴメリーの情熱的なギタープレイが、メロディの美しさと共鳴。
Interaction/Art Farmer
Art Farmer (flh)
Jim Hall (gt)
Steve Swallow (b)
Walter Perkins (ds)
1963年
脱力の酒バラ。アート・ファーマーのフルーゲリュホルンとジム・ホールのギターが優しくてほっとする。
In This World/Mark Turner
Mark Turner (ts)
Brad Mehldau (p)
Larry Grenadier (b)
Brian Blade (ds)
1998年
疾走感あふれる酒バラ。マーク・ターナーはもちろん、ブラッド・メルドーとブライアン・ブレイドのリズム隊も豪華。コーラス半分ずつKeyを入れ替え、FとA♭を繰り返す。