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ジャズピアノは独学でも弾ける?実際に試してわかったこと

ジャズピアノを始めた頃、最初は独学でやろうと思っていました。ところがすぐに壁にぶつかりました。

リズム、スケール、ボイシング、コードワーク、アドリブ……やるべきことが多すぎて、どこから手をつければいいかわからない。上達の筋道も見えない。これは独学では難しいと感じて、早々に習いに行くことにしました。

この記事では、「独学でも弾けるの?」「レッスンを受けるべき?」という問いに、自分の経験をもとに答えてみます。

当時の体験をもう少し詳しく書いたものがnoteにあります。あわせて読んでいただけたら嬉しいです。

ジャズピアノ体験談|初心者編①

目次

ジャズピアノ独学は難しい

ジャズピアノは、最初から独学で始めるには難易度が高いと思います。

理由は覚えることの多さです。リズム、スケール、ボイシング、コードワーク、フレーズ……それぞれを個別に練習しながら、レパートリーも増やしていく必要があります。

伝統的なジャズの学び方では「上手いミュージシャンをコピーせよ」と言われます。そして、これはインプットとアウトプットの両輪を回してようやく身につくものですが、これを独学でやるのはかなりきつい。

さらに難しいのは、「何ができていて何ができていないか」を自分で把握することです。独学だと上達の筋道が見えにくく、今の練習が正しい方向に向かっているのか判断しにくいです。

習いに行って変わったこと

習いに行って一番変わったのは、課題を出してもらえることです(あたり前ですが)。ただ、正直なところ、上達の筋道がはっきり見えるようになったかというと、そうでもありませんでした。

それでも、何ができていて何ができていないかを指摘してもらえるので、練習の優先順位は整理されていきました。

もう一つ大きかったのは、経験者が持つ暗黙知に触れられたことです。教則本には載っていない細かなリズムのニュアンスのような感覚的な部分は、人から教わらないとなかなか身につかないと感じています。

そして、ジャズではそのような暗黙知が重要だったりします。

独学か習うか、私なりの結論

独学か習うかという二択で考える必要はないと思います。独学でも弾けるようになるかもしれませんが、私自身は独学でやろうとして早々に限界を感じ、習いに行くことにしました。

ただこれは人によって違うと思うので、まずは独学で試してみて、行き詰まったら習いに行くという流れでも全然いいと思います。

最終的には、自分の演奏を自分で評価して、課題を自分で見つけていく力が必要になります。その力がついてくれば、独学でも十分上達できると感じています。

独学で使えるリソース

独学で進める場合でも、使えるリソースはいくつかあります。あまり多く紹介しても迷うと思うので、かなり絞っています。

教本|はじめてのジャズ・ピアノ・トリオ

『はじめてのジャズ・ピアノ・トリオ』は、私が初心者時代に一番使った教本です。

ドラムとベースの伴奏CDが付いていて、それに合わせて弾くことでセッションを疑似体験できます。初めてセッションに参加したときも、アドリブができなかったのでこの譜面通りに弾いていました。

掲載曲もセッションでよく演奏されるスタンダードが多く、初心者にとっては実用的です。

ライブ鑑賞・セッション見学

まだジャズに慣れていない段階では、まず生演奏を聴きに行くのがおすすめです。

最初は何をやっているのかよくわからないかもしれませんが、それでいいと思います。「こんな風に弾きたい」という感覚が生まれるきっかけになります。

セッションは、弾かずに見学するだけでも全然ありです。どんな曲がどんな雰囲気で演奏されているかを見ておくだけで、だいぶイメージが変わります。

「セッションって怖そう」と思っている人ほど、一度見学に行ってみてほしいです。実際に行ってみると、思っていたより和やかな雰囲気のことが多いです。

ライブやセッションの開催情報は「今日ジャズ」というサイトで検索できます。

音源のコピー

「ジャズ上達にはコピーが大事」とよく言われます。これは正論だと思いますが、初心者には正直きつい作業です。数小節のコピーに1日かかることもありました。

私の場合、最初はシンプルなフレーズを弾くミュージシャンのコピーから始めました。ソロを一緒に歌えるようになるまで繰り返し聴いて、難しい部分は書き起こす感じです。

聴き取れない部分は市販のトランスクリプション(音源を譜面に書き起こしたもの)を参考にすることもあります。ただ譜面だけでは細かなニュアンスまで再現できないので、音づかいの参考程度にしています。

YouTube

教則関連の動画は、私には活用できた試しがありません。例えば、「ジャズピアノ 弾き方」のような検索ワードで出てくるような動画です。

動画の傾向として、「本格的すぎて初心者には参考にならない」か「発信者自身の技量が十分でない」かのどちらかが多い印象です。知識がない段階では、どちらが自分に合っているかの判断もつきにくいです。

一方で、好きなピアニストのライブ動画やトランスクリプションは役立っています。演奏のスタイルや雰囲気を見るには動画が一番なので、モチベーションを上げたいときや、コピーの参考にするときには積極的に使っています。

まとめ

独学か習うかは、最初から決めなくていいと思います。私は独学で始めて早々に習いに行きましたが、それが正解だったかどうかは今もよくわかりません。

ただ、試行錯誤しながら続けてきた結果、少しずつ弾けるようになってきました。どんな入り方でも、続けることが一番大事だと思います。

独学から始めた頃の手探りな日々を、シリーズでnoteに書いています。あわせて読んでいただけたら嬉しいです。

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