この記事では、耳コピやリードシート作成に使える五線譜のPDFがダウンロードできます。
すごく小さな加工をしただけですが、地味に時短できます。もし使えそうなものがあればご自由にダウンロードください。
使いやすく加工した五線譜ノート
ジャズの学習方法で最も支持されているのがトランスクライブ。いわゆる耳コピです。
耳コピした内容はノートなどに書き留めておくのが一般的かと思います。
ただ、コピーする前の前作業が面倒なんですよね…わたしは市販の五線譜を使っていた時期もあるのですが、いちいち小節を区切る縦線を書くのがムダな作業だなと思っていました。
というのも、大抵の場合、一行が4小節になるよう縦線を入れるので耳コピのたびに同じ作業の繰り返しが発生するんです。
また、アルバム名やコピーしたい箇所の開始時間を書き忘れて、復習する時に「このフレーズ、どの部分だったっけ?」と音源内をさまようことも。
あらかじめ必要な情報の記載欄も設けておけば、記載漏れがなくなって復習しやすくなる。でもそんな五線譜は市販されてない…
…と考えた末に、MuseScoreで耳コピ用の五線譜フォーマットを作りました。
ここでは、3種類のフォーマットを公開しています。
まっさらな五線譜に手を加え、耳コピやフレーズ練習などに使いやすくしています。リードシートの作成にも使えます。
A4用紙で一定枚数をストックするのも良し、iPadなどの手書きアプリに取り込むのも良し(私は紙とiPad両方で使っています)。
ご自由にダウンロードください。
五線譜のダウンロードはこちら
基本的に4小節×12段で1ページとしています。A4サイズ推奨です。
4小節×12段(無地)
- 4節ごとの小節線つき
- リードシートの作成にも使えます
4小節×12段(情報記載欄あり)
- 上部にアルバム名などの情報記載欄あり
- リードシートの作成にも使えます
コピー譜として使用する場合、譜面上部の情報記載欄を埋めておくと復習しやすいです
- Album:アルバム名
- Song:曲名
- Player:プレイヤー名
- Key:コピー元の音源やリードシートのKey
- Start Time:音源でコピー箇所が開始する時間
- Date:記載日付
4小節×1段×12Key(情報記載欄あり)
- アルバム名などの情報記載欄あり
- 各段にト音記号と調合を付与
フレーズのコピー&移調用です。
記載のKeyの順番はジャズで頻出するⅡ-Ⅴ-Ⅰ進行に合わせ、Cから始まり五度圏の反時計回り順としています(ト音記号右の♭や#の数で判別可能)
ボイシングは抜きにして、ト音記号のみで簡易的にフレーズを記録する場面で役立ちます。
記載例↓
12段(無地)
書き心地を重視するなら市販もおすすめ
紙の品質や書き心地を重視するなら、市販の五線譜もおすすめです。
差し替えが可能なルーズリーフタイプがおすすめですが、A4サイズはあまり見かけず、B5サイズが主流のようです。
コクヨやマルマンのルーズリーフが定番の選択肢👇
鍵盤図もあります
ちなみに12段の鍵盤図もダウンロード可能です。五線譜と組み合わせれば学習効果UPが期待できます。
下記リンクからダウンロードできますので、よければご覧ください。